波との違いと海で気をつけたい理由
波予報でよく目にする「うねり」。普通の波と何が違うのか、なぜ危険と言われるのかを知っておくと海で安全に過ごせます。うねりの正体と注意点を解説します。
うねりは、遠く離れた海上の低気圧や台風で発生した波が、風がやんだ後も伝わって遠方の海岸まで届いたものです。その場の風で立つ「風波(さざ波)」と違い、表面はなだらかでも一つひとつの波に大きなエネルギーを持っています。
風波はその場の風で立つ短く不規則な波で、風がやめば収まります。一方うねりは周期が長く(波と波の間隔が長く)、規則的で遠くまで伝わります。晴れて風がない日でも、遠くの台風から届いたうねりで急に波が高くなることがあります。
うねりは見た目が穏やかでも力が強く、浅い海岸に近づくと急に高く険しい波になって打ち寄せます。堤防やテトラ、磯では突然大きな波にさらわれる事故が起きやすく、台風が遠くにあっても警戒が必要です。波の高さの目安は波の高さの見方をご覧ください。
波予報の「周期(秒)」が長いほどうねりの成分が強い波です。周期8秒以上のうねりは力が強く、海水浴や磯釣りでは特に注意します。サーフィンではうねりが波の質を左右する重要な要素です。台風接近時のうねりは高潮とあわせて警戒しましょう。各地点の波情報は全国マップから確認できます。